薬科ブログ日々の学校生活を紹介する学校ブロクです。
中1生徒・保護者対象オリエンテーション
2025年05月06日
中学
4月26日(土)に中学1年生の生徒・保護者対象のオリエンテーションが本校多目的ホールで行われ、約430名の生徒と保護者が参加しました。

講師は東大で大人気の「宇野ゼミ(問題解決のための思考法)」を担当されている宇野健司先生。
「東大の人気ディスカッション授業を体験しよう―なぜ勉強するのか?勉強しないと何が困るのか?―」と題して、みっちり3時間のオリエンテーションでした。

先生の一方的な講義ではなく、参加者をしっかり巻き込んだアクティブラーニング型の進行。
生徒も保護者も3名1組となりディスカッションを行います。
最初は互いに遠慮がちだったディスカッションも先生のアドバイスで一気に大盛り上がり。

昭和薬科に入学してひと月も経たない中学1年生とその保護者が一緒に考える「なぜ学ぶのか」。
東大で宇野ゼミを受講している本校卒業生で学生団体ALOHA代表 伊礼漢 君も、卒業生として自身の活動や経験を話してくれました。
今日の学びを出発点としてこれから6年間、充実した薬科生活を送ってください。
〈参加生徒の感想〉
A組生徒 「勉強することは自分の可能性を広げるために行う、という言葉が印象に残った。薬科に来たことだけで満足せず、薬科に来てどうなりたいか、どういう大人になりたいかを考えて勉強したい。」B組生徒「自分から行動することが大切だと思いました。その為には自分の目標を持ちその目標を実現するためにすることまで考えるとよいと思いました。その例として交換留学がとても良いということも分かりました。」
C組生徒「交換留学について色々話を聞けて良かったです。交換留学に行ってみたいと思いました。グループでのディスカッションの仕方や意識すべき事がわかりました。」
D組生徒「私が小学6年生の時は昭和薬科に入ることだけを目標としていて、将来のことを全然考えていなかったのでこれからはちゃんと目標(将来のこと)を決めて勉強を頑張ろうと思います。」
E組生徒「薬科や大学に行くことはあくまでも、自分が目標にしていることに向かうための通過点である事を学びました。それから、ディスカッションでは意識すべき3点、「主体的に発言」「各人の発言配分を意識」「軽く笑いを起こす」に意識したいです。」
〈参加保護者の感想〉
「勉強する事の意味を知る事で、これから学びに対して積極的になるだろう思いました。そして、何事にも「ありがとうございます」という感謝を持ち、伝える事と、笑顔でいると自分自身、周りのみんなも幸せになる。自己肯定感と幸福感があがるなど、人間力の部分もあったので良かったです。」「子供達だけでなくて、親御さんも平等に手をあげさせていたり、子供達を大学生に見立てて大人としての自覚を持たせてから講演を始めていたところが、子供達の意識も変わっていったのがみてとれて、とても良かった。」
「『何故学ぶのか』を大人同士で改めて話すことで、子供にやみくもに勉強しなさいと言うことがいかに効果がないかを考えることができたような気がします。また、学び方のマナ―を子供と一緒に共通理解できました。子供もディスカッションの仕方など面白いくて凄かったと言っていたので、今後も話す機会を意識していきたいなと思います。」